肝臓機能

ドッグフードの製造基準について

ドッグフードには愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律、別名をペットフード安全法という法律がありますが、皆さんはご存知でしょうか。

愛犬の健康維持のためには「質の良い」「安全性の高い」ドッグフードを選ぶ事も大切です。
とはいえ、どんな基準で選べばよいのか分からない、という方も多いでしょう。
そんな時に便利なのが、ペットフード安全法です。
ペットフード安全法は、環境大臣・農林水産大臣が定めた法律で、より安全なペットフードを製造・販売が行えるように作られました。

ペットフード安全法の中では使用成分が規格で定められています。
添加物、農薬、汚染物質、メラミンの含有量は規定の量以下でなければいけません。
製造の方法基準は、有害な物、病原微生物による汚染のある物は使用してはいけない事担っています。
微生物を除去するための加熱や乾燥は、十分な効果を得られる方法で行う事、キャットフードにはプロピレングリコールを使用してはいけない事という決まりがあります。

もう一つが表示基準です。
販売用ペットフードの名称を犬用・猫用と表示する。
原材料名に添加物を含む時は全て表示する。
賞味期限と事業者の氏名や名称、住所を表示する。
原産国名、最終加工工程を行った国を表示する、など決まりがあります。
成分規格と製造方法基準は平成21年12月1日以前、表示基準は平成22年12月1日以前の物には適用されないので、ドッグフードを選ぶ時は製造年月日などもチェックしておきましょう。